2025年08月18日
初めて歯科医院へ行くタイミングは!?しっかり磨けているのにトラブルが発生する理由は?

歯医者へ行くのは「歯が痛くなってから」という概念は今では古い考えとなってきています。
今までの歯科医療はトラブルが起きてから対処することをしていましたが、結局トラブルが起こってから治療をしたのでは歯の組織を大幅に失うリスクが高く、結果として歯を早期に失っていく事に繋がります。
このようなトラブルが起きてから対処する流れを断ち切るために出てきた言葉が『予防歯科』。汚れを落とすことを目的とした歯磨きの仕方などを歯科衛生士が患者さんに施術、説明を行ってきました。
それにより虫歯リスク、歯周病リスクが大幅に改善されことは喜ばしいため、歯科医院はこぞって「口腔ケア・定期メンテ=予防歯科」を啓蒙してきました。
しかし、口腔ケアのみで口のトラブルを解消するには限界があります。
異常な歯のすり減り具合やひび割れ、なぜかできる小さな虫歯、大きくなった骨隆起(骨が大きく成長してしまう状況)など。歯磨きをどれだけ頑張っても改善されない症状もあるためです。トラブルが起きる原因は歯磨きによって全て解決できるわけではありません。
乳児、幼児、小児、青年期の骨格成長こそが歯並びを大きく左右します。
初めての歯科医院はお母さんの胎内から始まり、乳児期、幼児期、小児期と順を追ってしっかり観察し、痛みが出るずっと前に異常が見られたら早めに対応することが本当の意味での予防となり、骨格成長に着眼するような「原因医学」こそが真の「予防」となりつつあります。
つまり、できるだけ早い時期に歯医者へ行き、定期的に異常が起きそうな原因を探ることでトラブルを避けることが必要となってきています。
骨格診断がしっかりとできる歯科医院は多くありません。
歯科医師に知識が必要です。
伝馬歯科・矯正歯科ではしっかり予防したい方にはしっかりとした治療、通院をお勧めしています。