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診療時間表 午前9:00〜12:30 午後14:00〜18:00 休診:水曜・日曜 木曜午後は14:00〜19:00 土曜午後は14:30〜17:30 ※毎月第一月曜日のみ 10:00〜の診療となります。

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お知らせ

赤ちゃんや子供のいびきに注意!

実は赤ちゃんや子供のいびきはかなり危険です。
いびきのメカニズム的に睡眠呼吸障害だと分かります。

しばらく観察していると呼吸が一時的に止まることがあり、これが睡眠時無呼吸です。

寝返りできるくらい成長すると呼吸がしづらくなれば覚醒、寝返りすることで気道確保します。

睡眠中動き回るのは呼吸しやすい位置を求めている場合もあります。

寝返りができない赤ちゃんの場合は低酸素(血中酸素飽和度が低い状態)になり、脳からの指令で心臓が身体中に少ない酸素を送ろうとする為心拍数が速くなり血圧が上がり、小さな心臓に大きな負担がかかり覚醒すると夜泣きが続いたり、睡眠不足により体調を崩したりします。

子供の場合、
・おねしょ(夜尿症)
・寝相が悪い
・日中の倦怠感
・夜中の奇声や奇行(夢遊病・夜鷹症)
・注意力散漫、落ち着きがない
・どこでも直ぐに眠ってしまう
・ADHD
・肥満
・アレルギー
などの症状に繋がります。

どちらも乳幼児突然死症候群のリスクが高まると考えられていますので注意が必要です。

歯科的には
・頭蓋顔面発達障害(骨格の列成長)
・歯列不正
・咬合不正
・口腔乾燥
・歯周病
・虫歯
など。
美容(見た目)としては左右非対称な顔貌、立体感の無い顔立ち。
全てにおいて良いことはありません。

睡眠呼吸障害の原因は中枢性(先天的な病気)か閉塞性(後天的な要因)のどちらかですが多くの場合、閉塞性睡眠呼吸障害と考えられます。
・鼻閉による口呼吸
・アデノイド肥大
・扁桃肥大
のどれかによるものですが、最初に疑うのは鼻閉です

大切な子供達を守ることができるのは保護者の方の『観察』です。
気になったら動画で状況を撮影してご来院ください。