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お知らせ

歯科矯正治療はいつから始めたらいいの?

歯科矯正治療の開始時期については、
乳歯が萌出し始めたら、
永久歯が生えたら、
小学校に入ったら、
など、さまざまな考え方があると思います。

まず、一般的に知られていない(と思われます)ですが、歯科矯正治療には一期治療と二期治療があります。

・一期治療の目的は顎骨成長を促しコントロールすること。
・二期治療の目的は永久歯の噛み合わせ、歯並びを整えること。

この一期、二期治療を総合的に行うことが本来の歯科矯正治療と言えるでしょう。

歯は歯槽骨という上顎骨、下顎骨という土台となる骨に支えられています。
この上下の土台が大きく成長しなければ生えてくる歯は並びきりません。

*平均値としては大まかに上顎骨(神経系型)が14歳〜16歳、下顎骨(一般型)が18歳〜20歳で成長のピークを迎えます。*スキャモンの成長曲線参照

全ての永久歯(親知らずを除く)は概ね13歳頃には萌出するため、この頃には大体の歯並びが決定付けられます。

顎の成長に欠かすことができない口腔周囲筋の成長発達を考えると歯科矯正治療(一期治療)は生まれた時から始めた方が良いと考えられます。

乳児期から歯科医院へ行き顎骨の成長を観察することでいつでも治療開始できるような状況を作っておくことが大切ではないかと考えられます。

逆に高齢化してからの歯科矯正治療はさまざまなリスクを背負う可能性があります。
高齢になると細胞の代謝機能が低下しますので、歯科矯正で歯が骨と癒着して動かなかったり、新しく骨が作られにくかったりします。
すると、見た目にも、機能的にも望ましくない結果となり、歯並びは改善したけれども上手く噛めないといった症状へと繋がりかねません。

より若い(幼い)うちに、より知識が有り、一人一人の患者さんにしっかりと向き合ってくれる矯正歯科医院への通院をお勧めします。