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歯科用CT、歯科用レントゲンに違いはあるのか?被爆するの!?危険なの!?

ほとんどの歯科医院には歯科用レントゲンが備わっています。

これは、見た目では歯の内部がどうなっているのか分からない為、それを視覚化する機器です。

硬いものや、密度が濃い部分は白く。柔らかいものや密度の薄いものは黒く反映されます。

例えば、虫歯は酸によって歯が溶けて密度が薄くなるのでレントゲンでは薄く写り、歯石などは歯垢が硬化しているので密度が濃く、白めに写ります。

歯科用レントゲンの口元が一枚の大きな写真として撮られるものからは、ある程度の(一方向から見た大まかな)骨の状態や歯の状態、神経の状態や口の周りの状況を知ることができ、より細かな情報(虫歯や骨の状態、歯石の状態)が欲しい場合には、小さく部分的に写すレントゲンが用いられます。

この大きな一枚と部分的な小さなレントゲンにより虫歯や歯周病を治療していくことになります。

では歯科用CTはどの様な役割があるのでしょう?

歯科用CTはレントゲン本体を360度回転させながら撮影します。この時撮られる枚数は600枚から800枚程。

360度撮影した写真を繋ぎ合わせて3次元的な画像を作り、平面的なレントゲン写真では分かりにくい凹凸を視覚化してくれます。

現在のCTソフトでは距離を測ることができたり、重要な神経に色を着けることができたり、歯を輪切りにして神経の状態を確認できたり、骨のどこが減っているのかを見ることができたり、気道の太さを測ったり、さまざまな情報を提供してくれるため、単にインプラントなどの手術に用いられるだけではなくなってきました。

では、「全てCTで撮影すればいいんじゃないの?」と思われるかもしれませんが、CTにはCTの弱点も存在します。

レントゲンの線(X線)はあまりに密度の高い素材(例えば金属など)は通過することができず反射してしまいます。

この現象は強い光を写真に写した時と似ており、「ハレーション」や、「アーチファクト」といったノイズとなって画像に現れます。

一枚のレントゲン写真では少なかったノイズも枚数が増えるとその量は膨大になり、CT全体を覆う様なノイズとなって現れます。

レントゲン室に入るときに「金属類を外して下さい。」と言われるのは見えないことによる誤診を極力減らす為です。

「そんなにたくさん枚数を取ったら当然被爆するじゃないか?危ないじゃないか?」と思われるかもしれません。

確かに被曝するのですが、一般的に歯科用CTの被曝量は東京〜ニューヨーク間の飛行機に乗っている間に浴びる放射線の量と殆ど同等です。

一枚の大きな歯科用レントゲンの被爆量でも内科で撮影する胸部レントゲンの5分の1程度の被曝量しかありません。

小さな部分的歯科用レントゲンに至っては、1日生活して浴びる放射線量より低いかその程度です。

伝馬歯科・矯正歯科のCTはCBCT(歯科用コーンビームCT)円錐状のX線を用いて口腔・顎領域を3次元(3D)で撮影する高精細な画像診断装置です。

従来の医科用CTより被ばく量が大幅に少なく、睡眠時無呼吸症候群の大きな目安として気道の太さ(大きさ)を測ることができます。