一般診療

General Dentistry

| 虫歯治療 | 歯周病治療 | 欠損治療 |

虫歯治療 Caries treatment

虫歯の原因について

調査によると、日本人の歯を失う原因の約30%がむし歯です。
食事を取ると、数分で口の中が酸性になり、歯の表面が溶け始めます。40分ほど経過すると、唾液などの作用によって口の中の酸性が弱まり、再石灰化が始まり、溶けた歯の表面が修復します。健康な口の状態では、このサイクルでコントロールされ、むし歯にならない仕組みになっています。むし歯の原因には、糖質、ミュータンス菌、歯質の3つに時間を加えた4つの要素がありますが、これらのバランスが崩れると、むし歯になります。


糖質 食物中の糖質は、ミュータンス菌が酸を作るときの材料になります。
ミュータンス菌 糖質を代謝して、酸を作り出して歯を溶かします。ミュータンス菌は、歯の表面で寄り集まって、粘りのあるバイオフィルムという強固な膜を作ります。歯にくっつく性質があるため、バイオフィルムは、うがい薬や塗り薬では取れません。
歯質 エナメル質や象牙質といった歯の構造には個人差があるため、むし歯になりやすい人とそうでない人に分かれます。むし歯になりやすい歯質の人は、しっかりとしたむし歯予防が必要です。
時間 食事をするとミュータンス菌が糖を代謝して酸を作り出し、歯を溶かします。ミュータンス菌は口の中から完全に除去することはできませんので、このサイクルは必ず起こります。食後に歯磨きをするのは、このミュータンス菌の塊であるバイオフィルムを除去して再石灰化を助ける効果があります。逆に、歯磨きをしないと歯の表面が溶け続けて、再石灰化が追いつかなくなりむし歯になってしまいます。

虫歯の進行について

虫歯の進行度合いには、「最初期=C0」「初期=C1」「中期=C2」「後期=C3」「末期=C4」の5つの段階があり、段階・状態によって治療法もそれぞれ異なります。初期までの虫歯は自覚症状に乏しく、痛みもほとんどありません。そのため歯が痛み、しみ出してきた頃には、ある程度進行した虫歯になっています。

当院の虫歯治療について

いつまでも自分の歯で快適な生活を送れるように、『出来る限り削らない』、『抜かない治療』を心がけていますが、残しておくと拡大してしまうむし歯はしっかり除去し、健康にとって悪影響を及ぼす感染源となる歯は抜く場合があります。その判断を的確にするために、最新の歯科医療器機を取りそろえて正確で細かい診断をしています。また、表面麻酔薬、痛みを抑えるレーザー治療や、電動の麻酔注射器、極細の注射針などを使用し、普段の診療からできるだけ痛みを感じないように配慮しておりますが、痛みに弱い、恐怖心のある患者様はどうぞ遠慮なさらずに教えて下さい。

虫歯治療では、虫歯の部分を削って除去し、失われてしまった部分をコンポジット・レジンという歯科用のプラスチックを詰める方法(レジン充填)が一般的です。いわゆる『白い詰め物』です。虫歯が進行して欠損が大きくなってしまった場合は、修復(インレー、クラウン)によって補い、見た目と機能を回復する治療を行います。

インレー(詰め物)

虫歯の部分を削って除去し、型どりをして、型に合わせたインレーという詰め物を作っておき、翌来院時に歯科用の接着剤でくっつける方法です。中等度からやや大きな虫歯に適応になります。材質は、金属で作られたものやレジン(プラスチック)で作られたもの、セラミック(陶器)で作られたものなど様々な種類があり、保険適応のものとそうでないものがあります。

保険診療
コンポジット(複合)
レジン
レジン(プラスチック)を充填します。見た目は歯の色に近いですが、強度はあまり強くありません。金属アレルギーの心配がない修復方法です。
メタル インレー 主に奥歯に利用される金属(金銀パラジウム合金など)でできたインレーです。見た目は銀色で、強度が強いため割れたり欠けたりすることは、ほとんどありません。
自由診療
セラミック インレー
治療費用(税別)
60,000円/1本

歯へのダメージを減らし、できるだけ削らないを実現

高密度セラミックスを使用するため耐久性に優れます。天然歯と同等にすり減っていくため、周りの歯にも優しい治療です。削る量が少なく、虫歯の再発が起きにくい次世代の標準治療です。

クラウン(被せ物)

虫歯の範囲が大きい場合の治療方法です。歯の周囲を一周削って型を取り、翌来院時に被せもの( クラウン)を歯科用の接着剤でくっつけます。材質は金属で作られたものやレジン(プラスチック)で作られたもの、セラミック(陶器)で作られたものなどがあります。保険治療の場合は歯の部位と材質によって適応になる材質が分かれます。

保険診療
前歯
硬質レジン前装冠は、金属の表面にレジンを貼り付けたものです。前から見ると白く裏から見ると金属です。
小臼歯
金属、硬質レジン、CAD/CAM冠(ハイブリッドレジンブロック使用)の3種類から選ぶことができます。
大臼歯

金属の被せものになります
(金属アレルギーの場合CAD/CAM冠も可)。
自由診療
前歯セラミックスクラウン
治療費用(税別):150,000円/1本

前歯を理想的に再現する

前歯を綺麗に見えるようにしたり治療した歯に見えないようにするといったこだわりのクラウンです。

  • 奥歯セラミックスよりも更に詳細な色調合わせをいたします。
  • 使用する材料は奥歯セラミックスで使用するものに加え、更に細かい手作業の製作工程を経て完成していきます。
  • 奥歯セラミックスよりも処置にお時間をいただくことがございます。
  • 前歯治療に用います。
ラミネートベニア
治療費用(税別):150,000円/1本

歯を大きく削らずに見た目と噛み合わせを変える

今の噛み合わせを大きく変化させないで、歯並びを綺麗に見せたいときや、噛み合わせにおいてこの治療が最善であると、歯科医師が診断した時に必要となってくる治療です。

  • 歯科医師と歯科技工士が連携をとって製作いたします。
  • 主に前歯に用います(診断によっては奥歯で使用する場合もあります)
奥歯セラミックスクラウン
治療費用(税別):100,000円/1本

奥歯を美しくする

周りの歯や歯列と調和する材料を使用します。ご自身の理想の歯に形を近づけることができます。

  • 色調はご自身の周りの歯によく似た色をお選びいたします。
  • 歯科医師と歯科技工士が優れたセラミックスを選定いたします。
  • 糸切り歯より奥の歯の治療に用います

治療時にも詳しい内容をご説明いたしますので、いつでもご相談下さい。


歯周病治療 Treatment of periodontal disease

歯周病について

歯周病は、日本人が歯を失う一番の原因であり、初期の段階では自覚症状がほとんど無いので、気づかない人が多いといわれています。実際、日本人の成人の約8割が歯周病(歯肉炎・歯周炎)に罹患しているという統計もあります。

歯周病の始まりは、歯磨きが不十分なことにより、歯と歯肉の間に細菌が棲みつくことでプラーク(歯垢)が溜まり、炎症が起こります。


その後、プラークに唾液中の石灰化成分が混ざり、硬くなって歯石になると、通常のブラッシングでは取り除けなくなり、歯周病は悪化します。歯と歯肉が付着しているすき間に歯周ポケットができて、さらに炎症が歯肉の内部まで進行すると、膿が出たり、歯肉溝が深くなったりしていき、歯根膜(しこんまく:歯と歯槽骨をくっつけている組織)や歯槽骨が破壊され、歯を固定する力は次第に弱くなって、歯がぐらついてきます。このままの状態を放置すると、痛みが出たり、腫れたり、最終的には歯を失うことになります。


全身の健康のためにも大切な歯周病ケア

歯周病が進行すると、毛細血管を伝って歯周病菌の作り出す物質が全身に運ばれ、心臓病、肺炎、糖尿病などの発症リスクを高めたり、病状に悪影響を及ぼしたりするという研究結果が近年報告されています。こういったことからも、毎日の歯周病ケアは健康を保つ大事な要素といえます。


歯周病のサイン

朝起きたときなどに、
口の中がネバネバする

歯磨きをしたときに、
歯茎から血が出る

歯と歯の間にすき間ができてきた

歯並びが悪くて、
歯の掃除がよくできない

口臭が気になる

硬いものを噛むと痛む

冷たいものを口に含むとしみる

歯茎が腫れたり、膿が出たりする

歯茎の色が、赤色や紫色に変化した

歯茎がむず痒い

グラグラ揺れる歯がある

歯茎が下がることにより、
歯が長くなったように見える

就寝中に、よく歯ぎしりをする


当院の歯周病治療

歯周病の治療は、進行の程度によって治療方法は異なりますが、ほとんどの場合は保険治療が適応になります。
炎症によって破壊された歯周組織(歯肉や歯槽骨)が新しい組織に生まれ変わるためにはどうしても時間がかかります。
患者様に個人差があるため一概には言えませんが、おおよそ2週間から1ヶ月ほどの間隔で受診して頂き、組織の治癒状態に合わせて治療内容や間隔を設定していきます。歯周病がある程度進行していると、歯茎は腫れ上がっていますが、消炎して、歯茎が引き締まり、やや歯茎が下がった健康な状態になります。時折、患者様から、歯が伸びた、と言われることがありますが、それは歯が伸びたのではなく健康な引き締まった歯茎になった状態です。
隙間を埋めたり、歯茎を上げる治療は保険適応外になります。


歯磨き指導
歯磨き指導

基礎的ですが、歯磨きが最も大切です。
歯周病治療には、患者様の毎日のブラッシングは欠かせません。必要時には歯科医師または専門の歯科衛生士が丁寧にご指導致します。

歯石除去
スケーリング 歯石の中にはたくさんの細菌が棲んでおり、そのままにしておくと細菌が歯周組織を破壊します。そこで、原因である歯周ポケット内に入り込んだ歯石をスケーラーで取り除く治療を行います。
ルートプレーニング
(SRP)
歯周ポケットが深いと歯肉の下に歯石が付着し、細菌が出す“毒素”が歯根の根面に浸透します。そこで、原因である歯周ポケット深部に入り込んだ歯石をスケーラーで取り除き、さらに歯根を滑らかな面に仕上げます。通常は、局所麻酔をした上で実施します。
フラップ手術
(歯周外科治療)
フラップ手術は、ルートプレーニングでは取り切れなかった深い部分の汚れや歯垢、歯石を取り除く治療です。
歯肉を切開することで、歯肉の深い部分を直接目で見ることが可能になり、歯根の表面まできれいにできます。
治療には麻酔を用いますので、痛みはほとんどありません(患者さんによっては、治療後に腫れることがあります)。

気になる症状などございましたら、まずはご相談ください。

欠損治療 Loss treatment

欠損治療について

むし歯や歯周病、病気や怪我などによって歯を失ってしまった場合を歯の欠損と言います。歯が欠損したままだと、支えが無くなってしまった隣の歯やかみ合わせの歯が動き出してしまいます。歯並びが悪くなったり、かみ合わせが悪くなったり、むし歯や歯周病になりやすくなってしまいますので、欠損部位には歯を補って入れる必要があります。

現在の歯科医学では、欠損部位に歯を入れる方法は3つあります。


義歯(いれ歯)

ブリッジ

インプラント



義歯(いれ歯)

歯が無い人は総入れ歯、歯が残っている人は部分入れ歯を選択します。
「よく噛めない」「話がしにくい」「食事のときに入れ歯が痛くて、よく噛めない」「食事の味が変わって、おいしく食べられない」「食事や会話の途中に入れ歯が落ちる」「舌や頬の内側をよく噛んでしまう」などのお悩みを解消するため、痛くなく、しかもしっかり噛めるように精密な入れ歯の製作を心がけています。

製作直後はどんな患者さんでも必ず調整が必要です。また、初期の調整が終了して問題無く使えていた入れ歯も、長期にわたる使用により、材質の劣化や変性、すり減り等によって、ズレたり合わなくなってきたりします。放っておくと咬み合わせが乱れて、食べものを噛みづらくなったり、顎の関節に影響が出たりして、痛みが生じることも少なくありません。

違和感が痛みに移り変わる前に、入れ歯が気になる方は早めにご相談ください。


合わない入れ歯が原因となる主な全身症状

頭痛、肩こり、首の痛み、
背中の痛み、腰痛

胃の痛み、胃もたれ、便秘

集中力が低下する

気分が落ち込んだり、
精神的に不安定になったりする

吐き気を招いたり、
食欲が減退したりする

免疫力が低下し、
感染症にかかりやすくなる


― など、さまざまです。


当院での入れ歯治療
入れ歯

入れ歯には、保険診療と自由診療の入れ歯があります。

保険適用の入れ歯は、一般的な保険適応の材料(レジン)を使用した義歯になります。保険が適用されるため患者様の金銭的な負担を最小限に抑えられますが、特に部分入れ歯の場合は材質やデザイン、構造に制限があり、ストレスを感じる場合があります。

自由診療の入れ歯では、そのようなストレスを少しでも解消するために、保険適用の入れ歯よりも良質な材質・技術を用いて快適な入れ歯を提供しています。

自由診療
金属床義歯 床の部分が、金属でできた入れ歯で、ゴールド、チタン、コバルトクロムなど種類は様々です。保険適用のレジンに比べ、薄くつくれるため適合性が良く快適です。発音がしやすく、違和感も少なめです。また冷たいものや温かいものの熱感が伝わりやすいため、食事をより楽しむことができます。体との親和性に優れていて適合性が良く、耐久性もあり、汚れが付きにくく、清潔なのが特長です。
コバルトクロム床義歯
コバルトクロム合金は、入れ歯治療に長く用いられてきた金属です。金属床のなかでは比較的安くつくれます。
ゴールド床義歯
柔軟性に優れ、体への影響が少ない、優しい入れ歯です。腐食しにくく、金属アレルギーの原因になりにくいのが特長で、熱伝導性にも優れています。
チタン床義歯
チタンは体の中に埋め込むことができるほど安全性の高い金属で、インプラントにも用いられています。強度が強く薄くて軽いのが特徴で、お口の中に長く入れても違和感が少なく、疲れにくいです。汚れが付着しづらい上、耐久性にも優れています。
ノンクラスプデンチャー
(バネの無い入れ歯)
ノンクラスプデンチャーは、金属のクラスプ(バネ)を歯に引っ掛けなくてもよい入れ歯です。材質が半透明で口腔内の色と同調するため、見た目が自然で装着していても目立たず、違和感の少ないのが特徴です。金属が使われていないため、金属アレルギーの方にも安心ですが、耐久性が低いため、長く使いたい方には不向きです。
マグネットデンチャー
(磁石入れ歯)
歯根と義歯にそれぞれ磁石を埋め込んで固定しますので、ぴったり吸着し合い、いきなり落ちたり、ガタガタ動いたりすることがほとんど無く安定します。構造もシンプルで、装着・取り外しも簡単です。バネを使用していないため、見た目にも自然なのが特長です。
インプラント
オーバーデンチャー
インプラントと入れ歯を組み合わせた治療法です。欠損の本数が多く、インプラントの本数を少なくしたい場合や義歯の安定、咬み合せの負担をインプラントで補いたい場合に選択します。ずれたり外れたりする、痛い、ガタついてよく噛めないなどのお悩みがある方や、ほとんどの歯を失ってしまった方に適した治療法です。インプラントオーバーデンチャーは、埋入したインプラントの上に、アタッチメントを接続し、そこに入れ歯を装着させます。インプラントに入れ歯がしっかりと支えられ、入れ歯の浮き上がりが抑えられますので、通常の入れ歯に起こりがちな問題が解消し、よく噛んで物が食べられるようになります。

一般的に入れ歯(義歯)は被せものに比べて調整・補修・作り変えの頻度が多くなります。
自由診療の義歯費用は、設計や歯の本数によって変わりますので、お問い合わせください。


ブリッジ

ブリッジ

ブリッジには、保険診療のブリッジと自由診療のブリッジがあります。
歯が抜けてしまった場合に、両隣の歯を削って土台を作り、橋渡しをするように人工の歯を入れて欠損部分を回復する治療法です。両隣の歯に負担がかかるため、可能かどうかは診査をした上で決定します。

当院でのブリッジ治療
保険診療
基本的には金属を用います。
前歯の部分は表側に白いレジンを用います。
自由診療
インディビジュアルセラミックス
治療費用(税別):150,000円/1本

全ての満足を表現するプレミアムプラン

あらゆるオーダーに合わせて制作いたします。絶対に治療したように見られたくない。鮮やかな白にしたいといったこだわりの治療です。

  • 審美セラミックスよりも更に詳細な口腔内写真をお撮りいたします。
  • 専門の歯科技工士が立ち会い審美性の確認をいたします
  • 使用する材料も審美セラミックスで使用するものに加え、更に細かい手作業の製作工程を経て完成していきます。
  • スタンダードセラミックスや審美セラミックスよりも処置にお時間をいただきます。
審美セラミックス
治療費用(税別):100,000円/1本

美しさを兼ね備えた審美プラン

口腔内の写真をお撮りさせていただき周りの歯や歯列と調和させることができます。ご自身の理想の歯に近づけることができます。

  • スタンダードセラミックスで使用するベース材料を基に透明感や光を遮蔽するセラミックスであなたに合ったセラミックスを製作いたします。
スタンダードセラミックス
治療費用(税別):60,000円/1本

素材の白さを生かした標準プラン

歯磨きでいつまでも劣化、汚れ、着色の心配はなくツルツルした表面を保つことができます。また透明性に優れているため周りの歯とのなじみが良いことが特徴です。

  • 色調はご自身の周りの歯によく似た色をお選びいたします。
  • 信頼性の高い優れたセラミックスを使用いたします。

インプラント

チタン合金の人工の歯根を、歯が抜けてしまったところの骨に埋め込み、その人工歯根に土台をつけて人工の歯を被せる治療法です。
審美的、機能的に優れた治療方法です。保険外の診療になってしまうのでやや高価で、治療期間がかかるのが難点ですが、義歯やブリッジのデメリットがなく、現在の歯科医学では非常に優れた欠損を補う方法であると言えます。ただし、土台となる骨の状態や、全身疾患によっては不適応の場合もありますので、詳細な問診やCT検査などをした上で可能かどうかを判断します。

インプラント治療について >

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