2024年11月09日
医療関係者、歯科医療関係者の方にはセンシティブな内容が含まれています。
医療関係者・・特に歯科医療関係者は読まないで欲しい!
・・・でも正直に書きます・・・。
2024年2月時点の全国の歯科診療所の数は、厚生労働省の「医療動態調査」によると66,843件にも登り、2024年5月末のコンビニエンスストアの全国店舗数は55,959店です。
コンビニよりも歯科医院の数が多いというのは有名な話となっています。
歯科医師の数はそれ以上居ますので歯科業界はレッドオーシャンと言えると思います。
医療系大学、専門学校の授業はどの教育機関でも学ぶ内容は概ね同じです。しかし、社会に出て実際に臨床(実際患者さんを診療)に携わっていくと、それぞれの医療関係者の考え方や想いが変わり、ある意味効率的(お座なりで流れ作業的)になっていきます。
なぜ学んだことと行うことが替わってしまうのか?
それは日本独自の「国民皆保険制度」による影響だと思います。
風邪を引いたら内科へ
目に違和感が出たら眼科へ
お腹の調子が悪くなったら消化器内科へ、、、etc
日常生活に支障が出たら医療機関へ行くことが当たり前です。
当然歯が痛くなれば歯医者へ行きます。
『悪くなってしまってから国民に負担の少ない処置で対処する』のが国民皆保険制度。日本人は「予防」(悪くならないように日頃から準備、行動すること)という行為を疎かにして『悪くなったら安く通院』します。そのため2016年の統計データでは主要国の中で日本の受診回数が最も多くなっています。
実は医療関係者に聴くと国民皆保険制度を使った処置(治療)を『これが完璧な治療だ!』『自分が病気や怪我になっても自分が行った処置(治療)と同じ処置(治療)をしてほしい!』と思っている人は殆ど見受けられません。
医療関係者が口を揃えて言うのは「日頃から『予防』をしっかり行い、自分がもし病気や怪我になっても自己免疫力で治して行くことが一番良いことだし、できる事なら処置ではなく『一番良い治療』を受けたい。根本から治したい!病院へ行くことになってもしっかり考えて治療している先生へお願いしたい!」と。
では、自分だったらして欲しくない処置(治療)を患者さんへ提供しているのはなぜか?
それは国民皆保険制度を利用し、患者さんから文句を言われないように(口コミを悪く書かれないように)安く処置する為ではないでしょうか、、、?
本当なら
・なぜ今そうなっているのか?
・次に同じことが繰り返されないようにするにはどうしたらいいか?
・患者さんが長い人生で本当に望んでいることは何なのか?
・どうすれば人生における医療費コストを減らすことができるか?
・医療従事者(自分)だったらどんな治療をしてほしいか?
を真剣に考え、患者さんへ伝え、「処置」ではなく『治療』をすることが大切だと思います。
日々新しい情報を仕入れ(相当お金と時間が必要ですが。。)現在自分が持っている最高の『知識』『技術』を患者さんへ提供する。
当たり前のようですが、これをしっかりと行うことができる医療機関(お医者さん)は少ないのではないでしょうか?
自分が患者になったら「医療関係者が納得できる説明と治療をすることができるお医者さん」とお付き合いしたいですね。
伝馬歯科・矯正歯科は初診時『自分ならこうして欲しい』と思い、現在最善であると考えられる治療の提案を患者さんへ提供しています。
他の歯医者さんとは違い、産まれてから現在までの間にどんな事が起きてこうなっているのか?そして今後の人生で起きるであろう問題を先に予測、提示。その予防を含めた『必要なところへ必要な治療』を行います。
真剣に口腔内環境へ向き合うことを考えている方は是非ご来院ください。
もちろん歯科医療、医療関係者の方も歓迎です。